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チーム運営の真髄は「好き」という感情から生まれるリーダーシップの力

執筆者の写真: 柴田義治
柴田義治
4月25日
読了時間: 3分

更新日:9月19日

チームを動かす原点は、「この人が好きだ」という気持ちだった


私は20歳前後の頃、人間関係で大きく失敗した経験があります。自分の考えを押し、相手を動かそうとすればするほど、うまくいかない。リーダーシップとは何なのか、当時は分かっていませんでした。


そこから少しずつ考え方が変わりました。人を動かす前に、相手に「あなたのことが好きですよ」「あなたの可能性を信じています」「一緒にやりたい」と伝えることが大切なのではないか、と。


「好き」は、甘やかすことではない


ここでいう「好き」は、何でも肯定することではありません。間違っていれば指摘するし、必要なら厳しいことも言います。それでも、根底に「この人に良くなってほしい」という気持ちがあるかどうかで、同じ言葉でも伝わり方は変わります。


人は、力ではなく信頼で動く


役職や権限で人を動かすことはできます。でも、それだけでは自発的なチームは生まれません。現場のメンバーが「この人と一緒にやりたい」と思えるかどうか。リーダーシップの土台は、そこにあると思っています。


私はチームづくりで、「好き」「可能性」「一緒にやりたい」という三つを大切にしてきました。相手に関心を持ち、強みを見つけ、役割を任せ、できたことをきちんと認める。小さな積み重ねが組織の空気を変えます。


制度より先に、関係性を整える


会社では、評価制度やルールを作れば組織が良くなると思いがちです。もちろん制度は必要です。ただ、私の経験では、社内トラブルの多くは最後には人間関係の問題に行き着きます。


制度より関係性。戦略より信頼。組織を変えるときほど、リーダーが一人ひとりをどう見ているかが問われます。


リーダーの仕事は、人の可能性を信じること


チームを動かすために、難しいリーダーシップ論から始める必要はありません。まず目の前の人に関心を持つこと。「この人の良いところは何だろう」「何を任せれば力を発揮できるだろう」と考えること。


経営も組織運営も、最後は人です。人を信じることから始める。それが私のリーダーシップの原点です。

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執筆者


柴田義治(経営実行支援株式会社 代表取締役)

みずほ銀行で11年、上場子会社の代表取締役・CFO・営業本部長などを経験。銀行、不動産、IT、通信販売、冷凍食品、建設土木、介護の7業界で、M&A7件、企業再生、新規事業の実務に携わる。現在は社長の右腕として、計画づくりだけでなく現場実行まで支援している。


信頼を土台にしたチーム運営を考えるために


制度を整えるだけでは、チームが自律的に動くとは限りません。経営者の考えを現場に伝え、役割や対話の仕方を整えながら、実際の組織運営に定着させる支援を行っています。



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